ドラマっていいよね

ドラマっていいよね

ドラマ好き人間が好き勝手にドラマについて語ります

3年A組 菅田将暉先生

日テレドラマ以外もTVerで続々とおすすめドラマが配信されているので、おすすめが追いつかないという嬉しい悲鳴。

そして自分がそれらを見て楽しんでしまっているので、ブログを書く時間がないという駄目人間の自供。

 

 

 

本日は2019年冬ドラマ「3年A組-今からみなさんは、人質です-」のおすすめポイントをご紹介します。

 

「人質」という、ぎょっとするタイトルのドラマではありますが、学園ドラマとしての面白さにサスペンス風味を加え、視聴者への問題提起も含めた見応えのあるドラマに仕上がっていました。

 

 

www.ntv.co.jp

 

 

 

 

あらすじ

舞台となるのは高校。卒業まであと10日に迫ったある日、3年A組の担任教員の柊(菅田将暉)は、クラスの生徒達を集めると、突然「今から皆さんには、人質になってもらいます」と告げる。

と、同時に鳴り響く爆発音。教室内に閉じ込められ、パニックに陥る生徒達。

そんな生徒達に柊は、半年前に自ら命を落としたクラスメイトの死の真相を突き詰めろ、と伝える。

そして、「課題にクリアできなければ一人ずつ命を奪う」と脅迫するのだった・・・。

果たして柊の真意とは?生徒達は無事に解放されるのか?命をかけた授業がはじまる。

 

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全10話で描く卒業までの10日間

卒業まであと10日、そしてドラマは全10話。

各話で描かれるのは1日ずつという仕掛けになっているので、視聴者もその日を生徒と一緒に体験しているかのような気持ちになれます。

 

え!この展開なに!明日になったらどうなっちゃうの?ってドギマギしたまま次週(ドラマのなかでは翌日)に持ち越されちゃうんだから、もう大変。

続きが気になって仕方がないまま1週間を過ごしていました。

その点、TVerはいいですね。

その場で続きが見られちゃうわけですから。

でも、柊たちと同じ時間軸を生きてみるということで、1日1話を試してみるのもいいかも!?

 

 

 

熱血教師・菅田将暉

菅田将暉の熱演を語らずして、3年A組は語れません。

前々から気になる若手俳優ではあったけど(今確認したら、彼が出演しているドラマは直虎を除いてほぼ全て網羅していた笑)(私はdeleと民王とちゃんぽん食べたかが好きです)、このドラマでついに民放プライムタイムの主役に抜擢!

同世代では演技力が頭1つ抜けてるということを改めて実感しました。

途中からだんだんと柊の意図が見えてくると、サスペンス風味が薄れてきて、なんとなくチープさが漂いかけたけど、そんな空気も菅田将暉の熱演でかき消されたというか。

彼には人を惹きつける魅力がとてもある。

これからどんな作品に出て、どんな演技を魅せてくれて、どんな役者になっていくのか。

目が離せません。

 

 

 

いまをときめく若手俳優大集結

出演者一覧をご覧ください。

注目株の若手俳優たちがずらっと集結しております。

メインの永野芽郁上白石萌歌は言わずもがな。

ざっとあげただけでも、

今田美桜

今井悠貴

萩原利久

片寄涼太

神尾楓珠

川栄李奈

佐久本宝

鈴木仁

富田望生

堀田真由

福原遥

森七菜

望月歩

・・・

 

とくに私は、花のち晴れでの今田美桜、アンナチュラルでの神尾楓珠、ソロモンの偽証での富田望生望月歩の好演が印象的だったので、彼らが学園ドラマに再度出るのが嬉しかったです。

子役時代から活躍している今井悠貴も大きくなったなあ、と勝手に感慨深くなったり。

 

ただ、これだけ同世代(ではない人もいそうだが)が集まると、演技力の差が歴然でね。

キャスティングには事務所の意向も存分に反映されているだろうから、こればかりは視聴者がどうこうできるものでもないんだけど、うーーん。

佐久本宝の演技が光っているなと感じたら、その後、朝ドラ「エール」にも出演していて、これからの活躍が楽しみな役者の1人になりました。

 

 

 

SNS時代の問題提起

このドラマが一番描きたかったであろうことは、SNSの功罪、だと思う(あくまで私の意見ですが)。

 

これだけSNSが発達してくれば、いいことと同じくらい悪いこともあって。

だれにも聞かれたくない、でもだれかに聞いてほしい自分の思いを発信するうえで匿名性は優位に働くけど、では、匿名で発せられた情報はどこまで信憑性があるのか。

 

「そうはいっても自分は使いこなしているし大丈夫」と思っている人も、果たしてどこまで使いこなせているのか。

気づかないうちに、どこかのだれかにのせられて間違った情報を広めてしまってはいないのか。

改めてこんな説教じみたことを面と向かって言われても響かないどころか、うるさいなぁで終わってしまう人が大半だと思う。

ところがドラマの中にうまく落とし込めば、ドラマが話題にのぼる時、必然的にSNSのことも一緒に話題になる。

そうして、ドラマを見た人、見ていないけど話題になっているから知った人に、「SNS」についての問題提起をしていたのかもしれない。

 

 

なんて難しそうに語ってますけど、ドラマ自体は菅田将暉ファン!若手俳優ファン!って方なら楽しめると思いますので、ぜひ一度お試しあれ、です。

 

 

tver.jp